大田・品川は東京都の南に位置するエリアです。大田区は神奈川県との境目でもあり、都心部と比べると落ち着いた雰囲気。物価もやや抑えめです。1つ2つ乗り換えすれば大抵の主要都市にアクセスできるので、住環境と利便性のバランスがとても良い印象ですね。程よく都会らしい生活を送りたい方におすすめです。

「大森区」と「蒲田区」が合併して誕生したエリアです。59.46 km²と面積が広く、エリアごとに雰囲気がガラリと変わります。南には多摩川と羽田空港、中央部分には小京都のような雰囲気の池上。西側には言わずと知れた高級住宅街、田園調布があります。蒲田エリアは賑やかですが、全体的に穏やかな住宅街が広がっている駅が多く、ファミリー層に人気です。

品川区は東京湾に面した臨海部と、山の手の台地から成っています。田町や天王洲アイルなど運河沿いのエリアはタワーマンションが並び、先進的な街並み。オフィス街としての役割も担っているため、平日の日中から多くの人が行き交っています。一方で荏原や戸越エリアは昔ながらの商店街が魅力的ですね。

品川区には「城南五山」と呼ばれる5つの高級住宅街があります。島津山、池田山、御殿山、八ツ山、花房山と全て地名に「山」が付くのが特徴。その名の通り高台に位置しているため、自然災害に強く安心ですね。上品で風格のある街を歩いていると、自然と背筋が伸びるような気がします。

大田区は羽田空港、品川区には東海道・山陽新幹線が乗り入れる品川駅があります。2027年以降にはリニア中央新幹線も開通する予定。品川から大阪まで1時間でアクセスできるのだとか。さらに足回りが良くなり、地方への出張や帰省がしやすくなりますね。